創業七十年「武生の老舗企業」に認定!


先日、地元越前市の武生商工会議所が主催する「設立七十周年 記念式典」にて、宗近が「武生の老舗企業」に認定されました。

老舗企業 たて

昭和二十二年に、一代目宗近武が「宗近製麺所」として創業して以来、七十年間続けてこれたのは、支えて下さる皆様のおかげです。
この先、一〇〇年企業、二〇〇年企業を目指し、宗近は継続、発展し続けていきますので、どうぞよろしくお願いします!

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三代目も、この日ばかりは陽気な笑顔でぱしゃり!(表彰式後の懇親会)

【新商品発表!和漢素材を使った「やくぜんそば」】


やくぜんなまそば

昨年から進めていた新商品プロジェクトが、ようやく形になりました。
商品コンセプトは、「体に美味しい」そば。
厳選した和漢素材と十五種類の国産雑穀をバランスよく配合した「やくぜん」感覚のそば。

注目の素材は、「福井県産棗(なつめ)」。

世界三大美女の一人「楊貴妃」が好んで食べ、「一日三粒食べることで、老いを防ぐことが出来る」との言葉は有名ですね。
特に女性に召し上がって頂きたい効能がたくさん!

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棗は、「ストレスを感じやすい」「ストレス性の不眠や胃痛」「貧血気味」「冷え性」「便秘」「生理痛や更年期による女性特有の悩み」に効果が期待できるといわれています。

棗の効能に加え、不足しがちなビタミン、カルシウム、食物繊維を多く含む十五種類の国産雑穀もバランスよく配合しました。

「やくぜんそば」の召し上がり方は、通常のそばと同じ、冷たくても温かくても、どちらでもお召し上がり頂けます。
とろろ・納豆・たくさんの薬味やお野菜を盛りつけて、ヘルシーに召し上がるのがおすすめ!

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ご自宅にある具材で、あなただけの「やくぜんそば」に挑戦してみてください。そばの旨味と香ばしさが特徴の、「体に美味しい」そば、ぜひお愉しみ下さい!

 

 

┃麺 to the シーズン ~節分に「恵方巻き」と「そば」!?~┃


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二月三日は節分。
豆まきしたり、恵方巻食べたりと、家族みんなで楽しめる、もうご存知の行事のひとつですね。

そんな節分で、そばを食べる風習があることをみなさんご存知ですか?
えっ、「恵方巻き」と「そば」一緒に食べるの!?
地域によっては当たり前の「節分そば」、どんな風習なんでしょうか?

そもそも節分は季節の変わり目のことで一年に四回あります。
特に立春の前日は冬から春への節目の日として強く意識され、江戸時代にはその節目を年を改める本当の意味での「年越し」とする習慣がありました。
この日に食べるそばを「年越しそば」と呼んでいましたが、のちに十二月三十一日が一年の節目になったことから、節分に食べるそばを「節分そば」と呼ぶようになりました。

最近ではスーパーでも見かけるようになり全国的に広まっていますね。
節分にそばを食べるのは、運気を上げる意味があるともいわれています。

恵方巻だけでは物足りないという方、お吸い物代わりに温かいそばを食卓に並べてみてはいかがですか?

┃俺のつぶやき ~蕎麦屋がオススメするラーメン屋 編~┃


「食そのものが俺のライフワーク」と豪語する「四代目 宗近」が日々思うことをつぶやくコーナー。
今回は、出張の時によく立ち寄るおすすめのラーメン店をご紹介。
愛知県の「空庵」さんです。

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鴨からダシをとった「鴨はちらーめん」が看板メニュー。
国産鴨・昆布・アゴなどを使ったスープは、どれか一つが主張するわけでなく、全ての素材が絶妙に調和し、口の中に旨味がどんどん押し寄せてくる感覚。
パツッと歯切れが良くまるで蕎麦のような食感の麺、芳醇なスープ、鴨ロースをはじめとする丁寧に下ごしらえされた具材の数々、ラーメンという枠を超えて、もはや「和」の領域の手仕事。

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「鴨はちらーめん」以外にも、桜えび、生シラス、あおさなど、旬の食材を使ったラーメンメニューを提供されていて、どれも味・盛り付け・センスがずば抜けてます。
というか、ここの店主さん、、天才です。
ただ、お店に行ったら中国出張で臨時休業してたり、お弟子さんにお店任せて「鴨はちらーめん」やってなかったり、新メニュー始まったと思ったらすぐなくなってたり、天才肌ならではの珍事件に何度か遭遇してます(笑)
最後に、お店に書かれていた一言
「ただ自分の子供に胸を張って食べさせられるラーメンを目指しております。」
自分自身もこうあるべきだと強く感じたとともに、心打たれる一言です。

【謹賀新年】


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あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
おかげさまで、宗近は創業七一年目の年を迎えることが出来ました。
特にこの十五年間は、私たちにとって本当に辛い、試練の期間でもありました。

当時、「麺商品」のデフレ時代に突入したこともあり、正直、その流れに身を任せたこともありました。
私たちと同じような小さな製麺屋さんも、同じようにデフレの流れに乗っていた時代です。
その結果、その製麺屋さん達に何が起こったかというと、、力尽きて廃業。。後継者不足で廃業。。

宗近の後継者として、私がこの福井県に戻ってきて早五年、この短い期間だけで、何度もその寂しい光景を目の当たりにしてきました。

この経験を通じて、強く思うのは、、「製麺業界の明るい未来を作らないと!」
未熟な私が、こんなきれいごとを言っても説得力ありませんが、この言葉を口にするようになってから、出口の見えない閉塞感を抱えていた私の中に、ようやく光が差し込み始めた、昨年はそんな感覚を覚え始めた一年でもありました。

一 絶対においしいこと
二 安心・安全であること
三 健康的であること
四 価値のある価格であること
五 「どこにでもある商品・サービス」ではないこと

本年も、この「五大原則」をもっともっと忠実に再現していくこと、そして、子供たちにとって憧れの職業になるような魅力ある製麺業界をつくっていくこと、この思いのもと、おいしい麺づくりに取り組んでいきます。

どうかみなさま、変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
本年もみなさまにとって素敵な年になることを願っております。

四代目 宗近
専務取締役 宗近 鉄也

┃麺 to the クエスチョン  ~年越しそば いつ食べる?~┃


今年も残すところ一か月半、あっという間に年末が来ちゃいます!
年末といえば大掃除や年賀状書き・おせち作り、そして年越しそばですよね。
そこで、みなさんの食卓で「年越しそばいつ食べてるの?」
そんな素朴な疑問に答えるべく、「三度の飯より麺が好き」な方から、ショッピングセンターの買い物客まで、計百人に突撃インタビュー。
「年越しそばあるある」まで飛び出した今回の調査。
みなさんのご家庭ではどんな年越しを過ごされてますか?

年越しそばアンケート(いつ)

 

年越しそばアンケート(なにを)

 

年越しそばアンケート(トッピングNO1)

年越しそばアンケート(あるある)

 

「こんなの見たことある!?」 蕎麦屋が手掛けたウェディング蕎麦ケーキ


この度、九月三十日に、四代目宗近鉄也が晴れて結婚しました。
その結婚披露宴で登場したのが、生地から全て蕎麦で仕上げた「ウェディングそばケーキ」。

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蕎麦屋らしい演出をしたいという四代目の思いから生まれたそばケーキ、どのように完成したのでしょう。
この生地が、全て自家製麺したそばで出来てます!

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結婚式当日、何よりも最初に取り掛ったのがこの生地作り。
ゲストを驚かせたい一心で、仕上げていきました!
生地にデコレーションするお花に見立てた、赤・緑・黄色の「彩りそば」も、ひとつひとつ丁寧に製麺。
ゲストの目の前で、「打ち粉」を全体にふりかけて最後の仕上げ!
粉が舞う様子は幻想的な雰囲気に!

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たけふ菊人形フードコート内に出店しました!


10月5日~11月5日まで、福井県越前市で開催された「たけふ菊人形」フードコート内にて、出店しました。

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この通信を読んで下さっているたくさんの方にご来店いただき、本当に感謝の一か月間となりました。
今年から入場料が無料になったこともあり、例年以上のお客様にご来店頂き、本当にありがとうございました。

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天気の良い週末は、今まで見たことのない長蛇の列で、ご来店頂いたお客様と、しっかりお話が出来なかったことが、唯一の心残りでした。
また来年も出店予定ですので、皆様とお会い出来る日を楽しみにしています!

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今回の出店を通して、たくさんの皆様の笑顔が見れたこと、本当に嬉しく思っています。
どうもありがとうございました!