新商品  生粋三代粗挽きそば 温そば専用


ご自宅向けの他、手土産でも人気の「生粋三代 粗挽きそば」に温そば専用が新登場!


これまで宗近そばは、おろしそば用の冷たいそばを中心に販売していましたが、初めての温そば専用商品販売となります。

おろしそば(冷たい)が主流なのに、どうして温かいそば?

これまで四代目は、年越しそばにはおろしそばと温かいそばの両方を食べていました。
温かいそばの出汁はどうしていたかというと、手仕込みで出汁をとって、しょうゆ・みりん・砂糖などで味付けしていましたが、こんな疑問が。
「これ時間かかるし、面倒じゃない?」
「宗近そばで、もっと手軽に本格的な温かいそばを食べれるようにしたいな!」

そんな思いから開発した温そば専用商品のコンセプトは、
「味付け不要!沸騰したお湯で5分間煮出せば本格そば出汁の出来上がり」

そうなんです、味付けしなくても良いのです!
お鍋で5分間煮出して、出汁パックを取り出したら、茹でて温めたそばにかけるだけ!
かつお節の香り豊かで、本当に簡単にお召し上がりいただけます。

スタッフ達の反応もこれまでにないくらい良く、良い仕上がりになったかなと感じています。

福井はおろしそば文化が根付いているため、冬でもおろしそばを食べる方多いですが、寒い日にはぜひ海老天をトッピングして温かいそばもお愉しみくださいね。

セット商品のご注文はお電話やネットから、12月にオープンする新店舗では単品でもお買い求めできますので、みなさまぜひお試しくださいませ~。

宗近そば 海外進出 続編!


前回号でお知らせした、行商ふくい(シンガポール伊勢丹でのプロモーション)。
宗近そばは、今までになかった湯煎40秒で調理できる冷凍越前そばの開発に成功し、シンガポール現地でプロモーションを行いました。

7月に現地でのプロモーションを終え、帰国してすぐのこと。シンガポール伊勢丹のバイヤーさんからこんな連絡が!
「この商品は、本格的な味わいを持ちながらも、これまでになかったシンガポール人が苦手とする調理を圧倒的に簡単にした革新的商品として紹介したい」

それは、Only@Isetanという半期に一度伊勢丹だけで販売している商品を紹介、コラボレーションやお客様の声から生まれた商品など、こだわりのある商品を伊勢丹バイヤーが作りこみをして販売する企画で、今回の冷凍そばを販売したいという連絡でした。
現地でのプロモーションでは、一般顧客さんへのアプローチは出来たものの、バイヤーさん達へのアプローチ不足だったため、この連絡には本当にビックリ!
すぐさまシンガポール伊勢丹バイヤーさんとの商談を行い、無事宗近そばの海外初進出が決定しました!

今回の「湯煎40秒で出来る本格冷凍そば」の新商品開発、福井県内の様々なメディアでも大きく取り上げて頂き、本当にありがたいことに県内外・そして海外輸出に関するお問い合わせもたくさん頂いております。

まだ開発したばかりでたくさんの課題を抱えていますが、近い将来皆様のお近くでもお目にかかれる日が来るかと思いますので、お楽しみに~。

新店舗「おいしい麺の専門店」 1階物販エリアのみ 12月3日先行オープン!


この新店舗、1Fでは宗近そばのお買い物が出来るのはもちろん、2Fでは食事を楽しんだり、展望テラスでは大自然の風を感じながら、開通する北陸新幹線を眺めることもできます。

1Fには新たな製麺室もできるのですが、ここでは日本初、おそらく世界初となる画期的な蕎麦製麺システムを導入予定で、品質面・衛生面・効率面はもちろんのこと、皆様が見て楽しめるようなエンターテインメント性も考え開発中です。
新店舗では、これまでのレベルを超える進化した宗近そばを召し上がって頂けます!

まずは、1階物販エリア・ギフト受付エリアのみ12月3日先行オープン!
その他のエリアは来年以降、随時オープンとなります。
最新情報は、このニュースレターやホームページにて随時お知らせいたしますので、お楽しみに~。

※飲食エリアは来年以降オープンとなり、年内クローズしております。
お間違え無いようお願いいたします。

ごあいさつ


朝夕はめっきり冷え込む季節になりましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。
私たちは、お歳暮シーズン到来、そして年越しそばに向けた準備に余念がなく、スタッフ達の様子を見ていても嵐の前の静けさといったところです。
さて、宗近の秋の風物詩「たけふ菊人形フードコート」では、たくさんのご来店ありがとうございました!
昨年までとは違う、なにかコロナ前のような賑やかさがあり、皆様と顔を合わせる機会が増えたことに嬉しさを感じました。

さぁ、新店舗のオープンも間近に迫ってきました。
前々回のニュースレターでも少し触れましたが、この店舗構想は10年前から始まり二度挫折をしながら、今回ようやくオープンすることとなります。

私の根本には、宗近製麺所は福井で一番愛される製麺所でありたいという思いがあります。
四代にわたり麺づくりを続けてきたこの75年間、過去には麺商品の価格競争の波に飲み込まれ、倒産寸前のギリギリの時期が本当に長く続きました。
そんな中、麺づくりを続けてこれたのは、世代を超えてご愛顧いただく地域の方々のたくさん支えがあったからこそ、本当に感謝しております。
宗近製麺所はこれからもずっとこの福井に根付き、もっともっと愛される存在となるよう、そして皆様の生活がより豊かになるよう、新店舗を通じて様々な取り組みを行っていきます。

福井県では過去に50社以上あった製麺所も今では15社前後に減少しています。
県内の麺業界の存続危機、活性化が課題であり、これは全国的に見ても同じ状況です。
親から子に、そして孫へと続く麺文化の未来のため、活力ある麺業界をつくりあげ、子供たちにとって憧れとなるような、魅力ある麺業態をつくる。
新店舗を通じて、そんなきっかけを作ることが出来れば幸いです。

麺 to The Future!!

四代目 宗近鉄也