11月も終盤を迎え、ますます冬の気配が色濃くなってまいりましたが、いかがお過ごしですか。
宗近では「たけふ菊人形」の出店を終え、次は1年で最大のイベント「年越しそば」です。
スタッフ達は、年越しそばの準備に余念がなく、早くも慌ただしい毎日を送っています。
年末に向けたこの緊迫感は、この時期ならではの醍醐味ですね!
さて、30年度の地元福井県産 蕎麦の収穫が終わりました。
今年も豊作とはいえず、、、これで3年連続不作の状況です。
「不作続きで収益が上がらず、蕎麦はもうつくらない。」
実は、福井県で蕎麦をつくる農家さん達のこんな声が聞こえてきており、非情に寂しい現状です。。
「福井の蕎麦だから、地元産の高品質な蕎麦粉でつくりたい」
そんな当たり前のことを続けていくことが、近い将来、出来なくなるかもしれない。
製麺業界の次世代を担う私たちは、蕎麦文化に関わる以上、農家さん達の10年後、20年後、そしてその先の未来のことを、もっと考えるべきでは。
そんなことを考えさせられる、きっかけとなりました。
宗近では、来年分の福井県産蕎麦の確保は出来そうですので、その点はご安心ください。
最後に、本年も宗近そばをご愛顧頂き、本当にありがとうございました。
来年も変わらぬお引き立てのほど、何卒よろしくお願いいたします!
四代目宗近 専務取締役 宗近鉄也