Q‥麺をゆでる時、差し水するのは何故ですか?
A‥結論から言うと、差し水はしなくて大丈夫です。
昔は、お湯が吹きこぼれないよう差し水をして沸騰を抑えていましたが、現在はコンロで火加減調整が出来ますので、ただ火力を弱くして吹きこぼれないようにすればOKです。
逆に差し水をすると、鍋の中の温度が急激に下がり、麺がおいしく茹であがらないことがありますので、ご注意くださいね。
では、ここで麺を簡単においしく茹でるコツを。
「ご家庭にある一番大きな鍋で、グツグツ沸騰した たっぷりのお湯で茹でる!」
ん?たったこれだけ??
沸騰してない、お湯が少ない、この場合おいしく茹で上がらないので、これ重要なんですねぇ。
逆にお湯がたっぷりでも、アルアルの失敗例は。
「一度に大量の麺を茹でてしまう」
この場合もお湯の温度が急激に下がり、おいしく茹で上がりません。
基準は生麺重量に対し十倍以上のお湯を使い、なるべく少な目の食数で茹でてください。
大家族の奥さん!ご家族がおいしく召し上がるためです!
グッッと我慢して、少しずつ茹でてくださいね!
あとは、お湯に入れたらソッと麺をほぐし、茹で上がり後は、キンキンの氷水でしっかり締めること。
しっかり締めることで、「喉ごし」「麺のコシ」が格段に良くなりますので、こちらもお忘れなく。
茹で時間などの細かいコツもたくさんありますが、そのあたりは「しおり」「袋記載の説明」をじっくり読んで頂ければ十分です。
「茹でる前のお湯」「茹でた後の氷水」。
最初と最後が肝心な麺のおいしい茹で方、年越しそばでぜひ実践してみてくださいね!