おいしい麺の専門店・麺食堂のオープンから早1年。
早くも、直営2号店が誕生することになりました。
時はさかのぼり、2024年の年始の挨拶で四代目は言いました。
「近年、大型ショッピングモールに新店舗を出店したい!」
この時ばかりはさすがに根拠のない夢物語だったのですが、口にした1週間後には、なんと
Lpaの担当者から出店依頼のメールが届いていたんだとか……!
おそるべし言霊の力!
そんな嘘みたいな本当の話があり、Lpa出店に向けてのプロジェクトが始まりました。
とはいえ、5月11日はギネス世界記録挑戦があり、その日までは四代目はじめスタッフ達も頭の中はギネス一色!
ギネス世界記録達成後は、その余韻をひと時も味わうことなく、わずか2か月足らずでエルパ店オープンとなりました。
夏の風物詩「宗近の冷し中華」の最繁盛期だったり、ギネス達成後で本店にご来店されるお客様がとてつもなく増加したり、お歳暮真っただ中だったり、この2か月で一体何をどうやってオープンさせたのか、もう誰も記憶にありません。。。
そんなバタバタ劇の中でのオープンとなりましたが、大変ありがたいことにオープン後は明けても暮れても長蛇の列、列、列!!
一体いつになったらこの行列が解消されるの!?
とスタッフ達も逆に不安になるような状況で、先日のギネス挑戦の続きを日々やっているような感覚すら覚えた、すさまじいオープンとなりました。
本店とエルパ店は蕎麦も出汁も同じものを使用していますが、四代目曰く「味の感じ方が違う!」と。
本店はオリジナルの大きな越前焼を使用したり、洗練された空間で田園風景を眺めることもできるため、とても贅沢な気持ちでお食事を楽しむことが出来ます。
エルパ店は色々な世代の方におろしそばを楽しんで頂くため、伝統的な越前焼のおろしそば鉢を使用したり、賑やかな空間のため、カジュアルな気持ちで手軽にお食事を楽しむことが出来ます。
そういった食べるシチュエーションや器の違いで、味の感じ方も違うこと、これは四代目も想定していなかったことで、非常に良い経験だったようです。
エルパ店の週末は、小さなお子様や若い方がおろしそばを注文される光景が多く見受けられます。
「小さい時にエルパで食べたおろしそば、めちゃ美味しかったなぁ」
「エルパ連れてきてもらった時、おろしそば食べるのがいつも楽しみだったなぁ」
子供たちにそんな記憶を残すことができて、その子たちが次に大人になった時は、また自分の子供たちを連れていくような、世代を超えて愛される、そして記憶に残るお店になることが出来ればと考えています。
エルパ店に関しては、品切れ等で安定稼働が出来ていない状況もあり、大変ご迷惑おかけしております。
もっと皆様に楽しんでお食事して頂けるよう努めて参りますので、本店・エルパ店ともに、ぜひお待ちしております!