昨年実施された福井県とゴデイバジャパンとのコラボ企画「宗近そばのビーガンサラダヌードル」からのご縁で今回の企画でも宗近そばをご提供させて頂くことになりました!
今回の企画は福井県内のお蕎麦屋さん3店舗とゴディバカフェのコラボ企画で6月~8月は「だいこん舎」さん。
現在は、「蕎麦やすたけ」さんとの開発メニュー「リコッタチーズとサバのカレー蕎麦」が9月~11月までゴディバカフェ5店舗で販売されます。
そしてゴディバカフェ5店舗で提供されるされる蕎麦に宗近そばが採用されました。
それぞれのお蕎麦屋さんではお店で蕎麦を打って提供されますが、それを日々ゴディバカフェに届けることはできません。
ましてやゴディバカフェ各店に蕎麦職人さんがいるわけでもありません。
しかし、福井のおいしいそばを使ってお蕎麦屋さんとのコラボメニューを提供したい。
それもゴディバカフェ各店のスタッフさんが誰でも簡単に、しかも蕎麦を茹でるオペレーションを省いて提供できるようにしたい。
これが今回の開発条件でした。
宗近そばシリーズの中でも「四代目 宗近そば」は、[お蕎麦屋さんで食べるような超本格そばをご自宅でも食べられる]というのが元々の商品コンセプトで、品質的には十分にクリアできると判断していました。
しかし、「蕎麦を茹でるオペレーションを省いて提供できるように」というのが、前代未聞の超難関ポイント。
前回の「ビーガンサラダヌードル」の時もそうですが、グローバル企業ならではの鋭い目の付け所は本当に刺激になります!
この開発をしていた当初、シンガポール伊勢丹への輸出向け新商品開発も同時進行で行っていて、もう頭の中はグジャグジャ、これは二つとも間に合わないかもと思っていた時、とある考えが。
シンガポール輸出向けのグローバルコンセプトの柱として考えていたのが「本格そばを自宅で誰でも簡単 に調理できる」こと。
「あれ??ゴディバカフェの開発条件とシンガポール向けの開発コンセプト、実は同じじゃない
??」
この2つが1つに重なったことで、考えが綺麗にまとまり開発が一気に進むことに!
さらに開発後半には、ゴディバカフェの料理長とお話する機会があり、こんなことを。
「ゴディバカフェに来るお客様は若い方が中心で、良くも悪くも蕎麦に対する常識がありません。だから、この素材がどうとか、この製法がどうとかのうんちくは全く関係なくて、食べたときの直感で美味しさを分かりやすく表現することが大事です」
この考えを伺ったとき、福井の蕎麦の特徴を分かりやすく前面に出すことが大事だと考え、食べ応えのある食感と、普段蕎麦を食べなれない方でも食べやすいようにと、昔ながらの福井の田舎蕎麦の雰囲気を生かしながら極太の平打ち麺に仕上げました。
何とか試行錯誤しながらも、美味しさと画期的な手軽さを兼ね備えたグローバル向けの新商品を開発することが出来ました。
このゴディバカフェコラボ企画は来年の2月まで続きますので、ぜひチェックしてみてくださいね!