さよなら冷し中華 調理麺 45年の歴史に幕


今回は、少しローカルなトピック!
 宗近では、毎年定番の「宗近の冷し中華」を50年販売していますが、同じくらい昔から販売していたのが「冷し中華 調理麺」。
 宗近スタッフ達の間では、通称「冷やし中華パック」と呼ばれ、弁当箱のような四角いパックに入っていることから、そう呼ばれています

※調理麺とは?
 すでに茹でた調理済麺のことで、麺袋の封を破って、具材・スープをそのままかけたらすぐに食べられる麺のことです。

 この「冷し中華パック」、地域スーパーで販売されていましたが、それ以外に皆様にご愛用頂けていたワケが!
 それは、地域の小学校で行われている「体育祭」での、みんなのお昼ごはん!
 「体育祭」のお昼時テントの中でお母さんが作ってくれたお弁当を片手に、冷し中華パック!
 いつからか、そんな光景が地域の体育祭では当たり前となりました。
 ふりかけと紅ショウガだけのシンプルな具材でしたが、みんな大好きな味。
 その頃食べた冷やし中華パックの味を求め、「あの体育祭で食べていた冷やし中華はどこで買えるんですか?」
 こんなお声をたくさん頂くのですが、時代の変化による食の多様化、何より学校行事が行われない昨今の情勢が決定打となり、この夏で終売。二代目の時代から製造していた45年の歴史に幕を下ろしました。
 世代を超えて「冷し中華パック」をご愛用して下さった皆様、本当にありがとうございました!