麺 to the ニュース


木々の緑が、いっそう色濃く鮮やかになってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
宗近では、夏の風物詩「宗近の冷し中華」の製造がすでにピークを迎えています。
お中元シーズンも間近に控え、スタッフ達も準備に余念がなく、日々慌ただしく過ごしています。

さて「宗近の冷し中華」は、この夏で発売から50周年を迎えました。
この節目として、この夏から新たに「宗近の冷し中華 太麺」を販売します!
「宗近の冷し中華」を生み出した二代目の思い、50年間作り続けてきた歴史もあり、太麺の開発には、まぁ、なかなか苦労しました。。
この「宗近の冷し中華 太麺」、麺自体の美味しさは然ることながら、つけ麺・まぜ麺など様々な食べ方ができること、そして茹で置き(20分程度)しても麺が伸びにくいといった特徴があります。
もちろん、一番おいしいのは出来たてですが、ご家庭での忙しいお昼時などに、麺だけ先に茹でておいて「あとは適当に食べておいてね!」なんて時にも美味しく食べられて便利ですよ!

現在、福井県内スーパーでは「ハニー」さんのプライベートブランドで限定発売している他、今回の超バラエティパック(Bセットのみ)、直売所でもお買い求めできますので、ぜひお試しください!

最後に、今夏も「大感謝祭」は開催が難しそうです。。
しかし、何らかの形で皆様に楽しんで頂ける企画を実現したいなぁ、と考えております。
詳細はニュースレター等で追ってご報告させていただきます!
では、今月号も最後までお付き合いよろしくお願いします!

麺 to the レター~感謝の気持ち~


おそばをお送りしましたら里芋を送ってくださいました!教えて頂いたとおりに作ってみました。とても柔らかくおいしくいただけました!ありがとうございました! 

地元雑誌でのプレゼント企画へ素敵な絵葉書でご応募いただき、こうしてお礼の絵葉書もいただきました。ありがとうございます。

麺 to the カスタマー ~大雪エピソード編~


 今年1月、福井県嶺北地方の大雪で、福井市内では一晩に積雪が1メートルを超え、生活道路の除雪作業が追いつかず、車の出し入れができないケースが相次ぎました。

 そんな大雪の2日ほど前、とあるお客様からご注文を頂きました。
「贈り物でもらったのですが、美味しかったので注文したいです」
「ありがとうございます!2、3日中にはお届けいたします」
ご注文後、すぐさま手配し発送完了!
の、はずだったのですが、発送した翌日から大雪、、、
それから数日間、運送業者の運休等で物流が滞り、荷物のお届けに遅れが生じたり、スーパーでは品ぞろえが減るなどの影響が出ました。

発送から1週間ほど経ってからお客様からお電話が。
「今届きました、ありがとうございます!」
「えっ!1週間前に発送したのですが、、賞味期限がほとんどないと思うので、新しいものを再送します!」
「いやっ、いいですよー。すぐに食べますので」

同じ福井県のお客様でしたので、すぐにお届けできるだろうと安心しきっていたのが間違いでした。
これには反省です。。
大変申し訳なく思い、2週間ほど日にちを空けて、お客様に商品を再送いたしました。

その後、すぐにお客様から荷物が届きました。
んっ、何だろう??と開けたところ、
里芋がたくさん!それも本人直筆のレシピ付き!
おそばのお礼にと、名産品を送ってくださったのです。

これにはスタッフ達も驚き、非常に嬉しく、心温まる素敵なエピソードとなりました。
里芋おいしく頂きました、どうもありがとうございました!

超バラエティ スプリングパック 発売開始 !!


皆様お待ちかねの超バラエティパックに春限定バージョンが登場しました。

超バラエティ スプリングパック(A) 春の定番パック

超バラエティ スプリングパック(B) 夏を先取り!パック

今回は、昨年末に新登場した「太打ち 三代目宗近そば」が好評につきレギュラー化!
噛み応えのある太打ちの蕎麦は、おろしそばにぴったり。
おろし天そばで召し上がるのもおすすめですよ!

また、夏の人気商品「生ざるうどん」がリニューアル。
(Bセットのみ入っています)
モチモチ・ツルツル感が格段にアップし、さらにおいしくなりました!
昨年から改良のための試作を重ね、ようやく理想の原料(小麦粉)に巡り合いました。
すぐに粉屋さんに連絡。
四代目「この小麦、入手できますか!?」
粉屋「仕入れ出来ますが、、、
   価格がめちゃくちゃ高いですけど、大丈夫ですか、、、」
提示された価格は、予想を遥かに超えるものでしたが、
四代目「え、、、これ全然大丈夫じゃないけど、、、
    絶対おいしくなるから、これでいく!」
背に腹は代えられません、リニューアルが決定しました!

そして、1月~3月に最もお問い合わせが多かったのが「宗近の中華そば」。
(Aセットのみ入っています)
直売所にご来店頂いた皆様、いつも在庫不足で本当に申し訳なかったです。
超バラエティパックの販売を機に、4月のみ期間限定で再販売が決定しました!(パチパチパチ)
直売所でもお買い求め可能ですので、お早めにどうぞ~。
※5月以降は販売休止、次回は10月からの販売となります。

ビーガンサラダヌードル!? Godiva cafe Tokyo×宗近そば


2月27日(土)~3月21日(日)までゴディバカフェ東京で期間限定で福井県の特産品を生かした特別メニューが登場しました。【ZEN~ビーガン】をコンセプトに修行僧が食べている精進料理をイメージしゴディバカフェのシェフがアレンジ。

ゴディバジャパンの社長さん曰く
「蕎麦を食べた後のチョコレートがおいしい」とのこと。
(さすが、お考えになることが高尚すぎます!)
そして、福井県を通じて宗近そばにお声がかかりました!

お話を伺うと、サラダ蕎麦のような感覚でメニューをご提供されるということ。
「たくさんの野菜と合わせるには、その存在感に埋もれない蕎麦が必要だな」
「かと言って、蕎麦が主張しすぎてもあかん」
試行錯誤の結果、「四代目宗近 八割そば」をベースとした極太の平打ち麺をご提案させて頂きました。

完成したビーガンサラダヌードルなるものは、平打ち蕎麦を九頭竜まいたけの出汁のそばつゆでいただくサラダ感覚のお蕎麦で、おろしの辛味とライムの爽やかさが良いアクセントになっているとのことです。

先日別の商談でもビールに合うイタリアンな蕎麦を検討中の方がいらっしゃいました。和食の定番だったお蕎麦にも大きな可能性を感じ、これからもどんどん新しい事に挑戦していこうと思っております!

麺 to the ニュース


柔らかな日差しが心地よい季節になってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
北陸地方では大雪、そして世の中の不安が絶えなかったこの冬、例年以上に春の訪れを待ち遠しく感じた方も多かったのではないでしょうか。
さぁ、暖かくなってきて、麺がより美味しく感じる季節にもなってきましたね!
宗近では、すでに冷やし中華・ざるうどんの製造も始まり、現場は夏先取りといった様子です。

さて、最近わが子が「宗近のきなこ」を好んで食べるようになりました。
ヨーグルトや豆乳等に混ぜていますが、色々な素材に溶けやすく、しかも舌触りがなめらかなので子供でも受け入れやすいのだと思います。
「宗近のきなこ」は、素材の甘み・香りが引き立つのはもちろんのこと、粒子が非常にキメ細かいのが特徴です。
今まで深く考えていなかったのですが、そのキメ細やかさのおかげで、子供でも食べやすく、お気に入りの味になるのだなぁと、新たな発見でした。

今年は、催事や出張そば屋など、少しずつ出店のお話も頂いており、状況を探りながらですが、活動の機会が増えていきそうです。
直近では、ホームページの大幅リニューアルを予定しております。
より見やすく・より買いやすく・よりシンプルに、をモットーにリニューアル予定ですのでお楽しみに~。

四代目宗近 宗近鉄也

麺のプロ×ふるさと納税のプロ 「株式会社さちふる」笹川社長との対談編


「月刊ウララ」のウェブ版サイトで連載中「麺 トゥ ザ フューチャー」。

https://urala.today/118716/

 今回は、四代目の“運命の人”
株式会社さちふるの代表笹川千尋さんとの対談です。

 実は笹川社長は宗近の面接を受けるはずだった???(笑)
ビジネストーク中に時々「愛の告白」にも似た発言が。。。

 詳しい対談内容は、ぜひ日々ウララをご覧くださいませ~!

QRコード読み込み、又は「日々URALA 宗近」で検索!!

 

「かゞみや×URALA」大切なひとにふるさとの懐かしの味を届けよう


帰省できない大切な人に届けたい懐かしい味。
福井の名物5品がスクラムを結成!
宗近そばも参加しています!

今年はコロナ禍の影響で、福井に帰省できないという方も多いはず。
そんな方たちに、離れていてもふるさとの味を届けたいという想いから、福井の味を思い出す5品がスクラムを結成!
“そうそう、この味!”と思わず言ってしまう、福井のソウルフードがセットになりました。

12月9日(水)~18日(金)まで、限定100セットを先行販売します!
詳しいセット内容はコチラから↓
https://www.natsukasick.com/

<復旧済>[システム障害]クレジットカード決済がしづらい現象


いつも宗近そばをご愛顧いただき、ありがとうございます。

宗近そばオンラインショップ内、クレジットカードでのお支払い時に、決済がしづらい(エラー表示)障害が発生しておりました。

■発生日時
2020/12/09 09:50 ~ 14:34

現在は普及しております。

大変ご不便をおかけし、申し訳ございませんでした。

麺 to the コネクション ~四代目のルーツ 編~


 今回は、四代目とは切っても切れない間柄、奈良県の「三輪山勝製麺」の山下勝山をご紹介! (以下 勝山)
 奈良の麺といえば、「三輪そうめん」。
 その地域で 三輪そうめんを作らず、「一筋縄」という、とてつもなく高品質なそうめんを作っています。

 勝山さんとの出会いは、12年ほど前。
 四代目がまだ東京在住で、クラブDJをしていた頃のこと。20代後半に差し掛かり、何となく今後の人生を考えていた時でした。
 そんな心境を知ってか知らずか、三代目からこんな電話が。
三代目「奈良県にすごいそうめん屋があるけど、修行に行かん?」
四代目「あ、行く!」

 重大な決断だと思うのですが、当時は軽いノリで即答した記憶が強く残っています。

 その数か月後には、三輪山勝製麺へ。
 初めて勝山さんにお会いした時の印象。

「えっ!こわっ!!」

 大変失礼ながら、その出で立ちから、今後の修行生活に不安を覚えたものでした。

 さぁ、修行がスタート!

 したのも束の間、、、最初の任命は、、、
 「長崎へ行ってきなさい!」
 
 長崎といえば「島原そうめん」ですね。
 島原には、勝山さんのお弟子さんがいらっしゃって、まずはそこで麺づくりを習得しなさいということでした。

 島原では、麺づくりに明け暮れる日々でしたが、島原の職人さんの行動でふと気づいたこと、それは掃除をひたすら丁寧にすることでした。
「掃除がきちんと出来ることは、仕事がきちんとなされるための基本」
 そんな仕事に対する大事な姿勢を、島原の職人さんは教えて下さったのです。

 それから三輪山勝製麺での修業が始まりました。

 いつも勝山さんのそばに付きながら、様々な人にお会いしたり、様々な会社に見学に行ったり。
 毎晩のように、たらふくおいしいご飯をご馳走になったり(笑)

 勝山さんは、天才的な感性で、おいしい麺を作り出していきます。

 作りたい理想の麺を頭の中で想像し、その麺を作るためには、この小麦・あの小麦を〇%ずつブレンド、〇%の塩を入れて、練るときの加水量は〇キロ、熟成時間は最低〇時間。
 それはまるで科学実験をするかのごとく、瞬時に麺のおいしい方程式を編み出し、そして、本当に思い描いた通りの麺を作り上げていくのです。
 
 そして、いつも最後に、こうおっしゃいます。
「鉄也よ。一番大事なのは原料や。その時々で一番良い原料を見極めるのが、お前の仕事や」

 修行中、勝山さんから麺の作り方を教わったことは、一度たりともありません。
 勝山さんは、原料選びの大切さ、そして、もっと大切な麺づくりに対する根本的な考え方を教えて下さったのです。
 
 四代目のルーツ、それは勝山さんから受け継がれた麺づくりに対する思い、そのものかもしれません。