┃麺 to the ニュース┃


 長かった残暑もようやく落ち着き、過ごしやすい季節になってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
 今年の夏は、暑かったですねぇ!
 暑い日は、みなさんたくさん麺を食べられるようで、この夏は、例年以上に「麺、麺!麺!!」の日々!
 寝ても覚めても麺づくりに明け暮れる毎日となりました。

さて、今年7月には「宗近製麺所 大感謝祭」を開催し、皆様のおかげで大盛況の2日間でした。
 予想をはるかに上回るたくさんの方にご来場頂き、本当に感謝しております!

 と同時に、こうやって支えて下さる皆様がいるからこそ、日々麺づくりを続けることが出来るんだなぁと、改めて気づかされた2日間でもありました。

 

 この感謝祭以降、私たちの予想をはるかに上回る、たくさんの方からご注文を頂き、、どんどんご注文を頂いた結果、、 
 実はこの夏、、、
  製造が全く追いつかない状況、、、現場がパンク状態に陥りました。。。
  商品を心待ちにしていた皆様に、多大なるご迷惑をおかけする結果となり、深く反省しております。

 私にとって、本当に大きな課題の残る夏でしたが、今はスタッフたちと共に、日々改善改善の真っ最中ですので、今後とも宗近そばをご愛顧いただければ幸いです!   

四代目宗近 宗近鉄也

┃麺 to the コネクション ~観光地にかけるロマン 編~┃


みなさん、鳥取県といえば??
「鳥取砂丘!」、、、ですが、、、他にも観光スポットがあるのご存知ですか?

 昔ながらの田園風景が広がる地に、突如現れるリゾート空間。  

 鳥取の圧倒的大自然を背景に、1個百円のこだわり卵を通して、「食」を楽しむことができる、観光スポットがあります。
 とあるきっかけから、このリゾート計画を直接お聞きするご縁があり、色々お話しをしてるうちに、やっぱり、いてもたってもいられなくなるんですよねぇ。

 というわけで行ってきました!鳥取県八頭郡にある「大江ノ郷リゾート」。

 平飼い養鶏牧場として創業以来、こだわりの「天美卵」を全国販売するほか、 鳥取県産をはじめとする国産・有機・無添加の素材を使ったスイーツ、そして自家製麺の釜玉うどんまで提供されています。

元々実店舗はなく、養鶏牧場で「天美卵」の販売のみをしていたそうです。1個百円の高価格帯の卵ですが、お客様からの評価が高く、「天美卵」を求めるファンが現地まで来られるようになりました。

 そんなお客様達をしっかり受け入れたいと、実店舗計画を決意。
 当時としては、かなり「賭け」に近い投資計画だったと伺いました。

そうして平成二十年にオープンしたのが「ココガーデン」。
「天美卵」を使用した「大江ノ郷パンケーキ」が瞬く間に人気になり、連日長蛇の列で、大ヒット!
 「フワッ」と軽く、「シュワッ」と口の中でとろけるような食感、そして濃厚卵と風味豊かなバターとの調和がたまらない、絶品パンケーキです!
その後、「大江ノ郷ヴィレッジ」「大江ノ郷テラス」をオープン。
「大江ノ郷ヴィレッジ」では、出汁醤油を天美卵にからめる釜玉うどん専門店をはじめ、目の前で作られるパン・スイーツやジェラートなどが楽しめます。

「大江ノ郷テラス」は、天美卵、鳥取県産の食材を活かした本格料理が楽しめ、大自然を眺めながらの優雅な食事は、非日常空間を味わえます。

 その他、バウムクーヘンや無添加ソーセージづくりの体験教室もあり、ご家族連れで楽しめる、鳥取県を代表する一大観光スポットとして注目されることとなりました。
 当時のコンサルタントから「このリゾート計画は失敗する」との意見を押し切り、鳥取県に数十万人が訪れる観光地をつくり、過疎化が進む地域に労働力を生み出し、まちを活性化させたのです。

 「鳥取を観光地にしたい」という想い、そして、熱いロマンがそこにはありました。

【鳥取にある「大江ノ郷リゾート」  村上マネージャーさんと】

「天美卵」をはじめ、様々なオリジナル商品を販売。特にバウムクーヘンが人気!

┃麺 to the ファクトリー ~現場のチカラ 編~┃


現場のチカラとなっている人たちを紹介するこのコーナー。
今回は配送・営業担当「成田正人」。

宗近に勤務して16年目、毎朝6時からスーパーや卸売店に商品の配送、午後からはお取引様のフォロー営業や、書類作成などを行います。
2年前まで製造部門に所属しており、そこで培った経験・知識を活かし、営業活動に日々励んでいます。

また、配送業務にも誇りを持っており、今年2月の大雪被害の時には、様々な物流がストップする中、毎日必死で販売店を駆け巡り、地域のお客様の不安を取り除こうと奮闘した立役者でもあります。IMG_1175-1

これまで、京都で8年間、アメリカで5年間、寿司職人として活躍した経歴をもつ、正に食のスペシャリスト!

真っ直ぐひたむきに業務に向き合う姿勢、身の回りの整理整頓をきっちり行い、心を落ち着かせた状態で業務を始める心意気は、これまでに培ってきた職人気質な性格の賜物かもしれません。

プライベートでは、講習会などで地域の子供たちに料理を披露し、食文化の素晴らしさを伝えているそうです。 IMG_1174-1
食に対する底知れない彼の思い、今後の活躍にも目が離せませんね!

伊勢丹 新宿店」初出店のご案内


この度、伊勢丹 新宿店 地下1階フードコレクションに、期間限定で出店いたします。
福井の名物「越前おろしそば」をご自宅で美味しく召し上がれる「なまそば」や、この出店でしか買えない商品もご用意。
四代目が店頭で直接ご対応させて頂きます。

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なお、今回はお持ち帰り用商品のみお取り扱いとなります。関東にお住いの皆様、ご来店を心よりお待ちしています!

場所:伊勢丹 新宿店 本館地下1階フードコレクション
日にち:8月8日(水)~8月14日(火)午前10時半~夜8時

麺 to the シーズン ~季節の贈り物 編~


お中元の出荷が始まりました!
贈り物は、あなた様のお気持ちを先方様にお伝えするための大切な手段であると、私たちは考えています。
それぞれのスタッフがひとつひとつの作業に責任をもち、自分自身が「自分の大事な人に召し上がって頂く」。

そんな気持ちで丁寧に思いを込めて商品をお届けしています。
今回は、贈り物を作る現場を、ちょっとだけご紹介!

<箱折り、詰合せ作業>
箱折り作業は、意外と手間と時間がかかる、大変な作業のひとつです。
その後、商品不良がないかなど厳重にチェックしながら、商品を箱に詰めていきます。

箱折り作業1-2

<包装・梱包作業>
「熨斗の種類」「包装形態」など、お客様の細かいご要望により、ひとつずつ丁寧に梱包

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<発送作業>
一時保管した後、運送会社さんへ荷物の受渡し。大事なわが子を送り出す気持ちで最後まで見送り、全国に向けて発送されます!

出荷作業1-1

【宗近製麺所 大感謝祭2018】7/14(土)~7/15(日)開催!


福井県越前市で創業71年。
このまちで麺づくりを続けてこれたのも、世代を超えて支えて下さる皆様がいてくれたからこそ、本当にありがとうございます!

宗近 A4チラシ原稿データ表 7月12日分

今回は、地域の皆様への感謝を込めた2日間限定イベントのご案内です。

宗近製麺所としては初めての試みとなりますが、スタッフ全員が誠心誠意、そして全力でご対応させて頂きます。
これからもおいしい麺づくりに励み、このまちで皆様と共に歩んで参ります。

皆様のご来場を心よりお待ちしております(^^)

【武生商工会 広報誌】6月号に掲載


武生商工会 広報誌に掲載

地元、福井県越前市の武生商工会が毎月発刊している広報誌「JP」にて、四代目が表紙を飾りました!

表紙
「見たよ~」と、行く先々でお声がけを頂き、
ん?、、何か、、一気に、、顔が広まった??
そんな感覚の日々とのことです。

誌面では、3ページに亘り会社紹介やインタビュー記事などが掲載されていますので、ご興味ある方はぜひご覧になって下さいね!

ページ①

ページ②

ページ③

 

┃麺 to the スポット ~宗近そばのお土産 編~┃


 「今福井にいるんですが、宗近そばはどこで買えますか?」
 こんなお電話をよく頂き、ちゃんとご案内しないとな~、と反省の日々。。。
 新緑爽やかな季節、これからのお出かけシーズンに向け、宗近そばが買えるスポットをご紹介!

 ①北陸自動車道 南条SA上り線(南越前町)
 店内に入ると、メロンパンのあま~い香りに、きっとあなたも誘惑されるでしょう。
 関西方面への帰路の途中に「お土産買い忘れた!」という方にも安心、ここで豊富な名産品をお買い求め頂けます。スターバックスがあるのも嬉しいですねぇ~。

 ②道の駅西山公園(鯖江市)
 自然をいっぱい感じながら、お子様連れで楽しめるスポット。天気の良い日は、大きな芝生広場でピクニックも楽しいですね!
 レッサーパンダの動物園や、桜祭り・つつじ祭りなど、季節によって楽しみ方もさまざま!

 ③福井駅ハピリン内「福福館」(福井市)
 電車で観光に来られる方は、手軽にお買い求め頂けるスポット。
 地元食材をたっぷり使った郷土料理バイキングは、地元の方にも人気です!
 福福
 その他にも、「かゞみや二の宮店」「セブンイレブン福井駅・鯖江駅」「道の駅 みくに」、温泉街の「まつや千千」などなど!
 誌面の都合上、一部しかご紹介出来てませんが、あしからず。

 もちろん、宗近に直接買いに来て頂いても構いません。
 お近くに来られる際は、ぜひお立ち寄りくださいね。
 あ、基本的に受注生産で在庫が限られているため、来られる際は、事前にご連絡頂けると助かります!

┃麺 to the コネクション ~奥出雲の醤油を求めて 編~┃


 以前、四代目がダシの研究をしている時、あることに気づきました。
 「同じ『ダシ』でも、醤油によって全く違う表情のつゆが出来る!」
 あらゆる醤油を全国から取寄せ、ダシと合わせ試作を繰り返していると、とある醤油に辿り着きました。

 こうなると、スグに会いに行きたくなるんですよねぇ。

 というわけで、、行ってきました!
 島根県奥出雲にある「森田醤油」さん。
 森田醤油③

 お邪魔してすぐに目に飛び込んだのが、事務所に掲示してあったこの言葉、
 「一時的な利益のために永遠の理想を没却してはならない」

 その言葉通り、地場産大豆・小麦を厳選するのは当然、めんつゆやポン酢作りに至るまで、無添加でおいしいものを、という森田さんの誠実で真っ直ぐな思いがありました。

 一度の麹の仕込みは約三日かけて行います。
 天候・気温など微妙な変化で出来具合に影響が出るため、その間はずっと麹を見守り続けます。

 実際伺った日も、気温が上がることが予想されたことから、アポイント時間を三時間ほど前倒しして、出来具合に目を光らせる光景が印象的でした。
森田醤油①0

 東京で働いていた息子さんが戻られ、後継者として醤油作りに励んでいます。
 化学的な視点から醤油作りを考える姿勢がおもしろく、今後の活躍にも期待です!